沈殿物を撹拌

思ったこととか感じたことの備忘録です。

答えの過程を見てもさっぱり分からない

都心が雪予報らしく、全国ニュースではいろんな場所に中継が出ている。

主人からも、うっすら雪が積もったマンション前の写真が送られてきた。

 

地元も雪は降っていないが気温が下がっている。今日はどこにも出かけないつもりでのんびり過ごすことにした。母は外の気温が知りたいと言い出し、父が再び100均で気温計を買ってきた。外に置いていたら、なぜか計器の赤い部分に空気が入ってしまって途中で途切れてしまった。振ってみたり、熱湯に浸けてみたりしたけど元に戻らない。ここは100均クオリティって事で諦めて、2〜3度の誤差は織り込み済で見るしかない。ちなみに外気温は約0度だった。

 

新聞を読んでいたら、高校受験用のミニテストが載っている。今日は数学だ。

よっしゃ、と腕まくりをする気分でチャレンジするが、1問目の分数計算で早くもつまづく。分母と分子の倍数の揃え方を忘れてしまっている。2問目の二乗が混ざった計算式に至っては、もう何のことだか分からない。父に教えを請うが、答えの過程を見ても意味が分からない。あまりの分からなさに、問題を写真に撮って主人に送ってしまった。「生まれてくる子供に勉強を教えられーん!」と書き添えると、「なんばしよっと(熊本弁で何してんの)」と、なんとも呆れた反応が返ってきた。

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お昼を食べて祖母とお喋りをする。祖母は父を妊娠している時、7ヶ月くらいで乳腺が発達して母乳が出てきたらしい。着物を着ていた時代なので、襦袢がカピカピになって大変だったそうだ。里帰りして1週間、既にその話は何回も聞いているんだけど、毎回、初耳!みたいな反応で聞いている。90を過ぎた祖母との会話は古典落語のような気分だ。

 

そのうち、ソファでウトウトと寝てしまった。起きたらビックリするくらい大量の毛布が掛けられていた。家族の優しさを感じる。

 

夜にも主人から連絡があった。突然、私たちの住むマンションの大家さんの住所を位置情報を送ってきたので何のことかと思ったら、ストリートビューで見てみろ、とのこと。大きい敷地によく手入れされた庭木、蔵もある立派な家だ。へぇ〜と思って見ていたら、表札の名前はマンション付近のアパートの名称全てに付いている。そういえば、名字の名前を英訳するとマンションの名前になった。ここ周辺のの土地を持っている大地主さんなんだろう。当たり前だけど、都会で地価の高い住宅地でも、もともとその土地を持っていた地主がいるわけか。田舎出身の私には縁遠すぎて不思議な感覚だ。

大家さんは定期的にマンションの掃除をしにきている。自分の土地と不動産を大事にしているんだろうけど、住んでいるわたし達はその恩恵を受けれてありがたい。

 

夜はお風呂にゆっくり入ってあったまって寝た。