沈殿物を撹拌

思ったこととか感じたことの備忘録です。

牙城=きじょう× 余暇=よひま×

朝起きたら、窓の外一面が雪だった。3cmくらい積もっている。

夜の間に雪雲が来ていたようだ。

 

地元は東北ではあるけど温暖な気候で、雪は滅多に積もらない。子供の頃はたまにドカ雪が降ると兄妹で大騒ぎしたものだった。

今はただ寒いなぁ冷え込むなぁと思うだけだけど。

 

朝起きて、新聞を見ながら昨日同様に中学生向けのミニテストに挑戦。今日は漢字の書き取りと慣用句の使い方だった。慣用句はともかく、漢字は本当に書けなくて自分でも驚く。

「草原に馬のムれがいる」も、群馬の群、とは分かっているのに羊と馬だけ思い出してへんが出てこない。機嫌を「ソコねる」に至っては書いてあったら読めるのに全然漢字が思い出せない。慌てて国語辞典を引っ張りだして調べた。損ねる、を見つけてああぁ!となった。

 

PCやスマホを使うようになってから漢字が書けなくなるあるあるは悪化の一途を辿っている。「読めればいいし」と開き直っていたけど、最近は読むのもままならない。最近も、牙城(がじょう)を「きじょう」と言ってしまったり、余暇(よか)を「よひま」と言ってしまって、主人や母に直されて恥ずかしい思いをした。

家族はそういう間違いを直してくれるからまだいい。そういえば職場の先輩とアルバイト君が、二人とも泥酔(でいすい)を「どろよい」と言っていたけど、私は結局指摘できずじまいだったのが今でも気になっている。もう誰かに指摘されて気づいていたらいいな…と他人任せで思ってしまう。

 

午後になってから、母がケーキを作ろう!と言い出した。いちごがたくさんあるので、せっかくだし何か有効活用したいらしい。市販のスポンジケーキを買ってきて、生クリームをハンドミキサーで泡立てる。ツノが立ったクリームをケーキに塗りいちごを乗せてサンド、表面にも生クリームを塗って仕上げた。デコレーションの楽しいところだけやったケーキはあっという間に完成。

ゴムベラとバターナイフだけで塗ったケーキは不恰好な部分もあるけど概ね綺麗にできた。妹はケーキやお菓子づくりが上手で、副業でケーキ作りをしているからその真似事のつもりだったけど、やってみるとすごく難しい。あいつスゲーな、と母と一緒に関心しながら食べた。

 

そんな妹から夜に連絡があり、姪っ子は空手の昇段試験に合格して黒帯になったそうだ。家族みんなですごいすごいと喜んで、思わず電話した。妹は娘の頑張りに喜んでいたけど、当の本人の反応は薄めだった。

 

主人からは横浜で飲んでいるとラインが来た。近くの友人を誘ったらしい。

私がいなくて寂しくなってきたのかと聞いたら、素直にそうだと返信がきた。ちょっと嬉しかった。