沈殿物を撹拌

思ったこととか感じたことの備忘録です。

未来のことを考えつつ今の貴重さも忘れないように

ここ数日は暑いなぁと思って薄着でいたら、昨日はやたら涼しくてヒヤヒヤした風が窓から入ってきた。

地元(福島県沿岸)は、夏に海から冷えた涼しい風が吹くときがある。息子は過ごしやすい気温なのか比較的機嫌が良くスヤスヤと昼寝をしている。

 

夕方のニュースで、アナウンサーが「今日は暑かったですね〜!」と言っている。どうやら東京は30度超えの真夏日だったらしい。昔は自分とは縁のない都会の話だと思っていたけど、今となっては自分の住む地域の話だ。しかも赤ちゃんを連れて。

 

これからしばらくは実家に戻る予定はない。予定としては年末年始なので、息子はその頃8〜9ヶ月になっている。掴まり立ちや人見知りも始まっているだろうし、きっとじぃじ、ばぁば、ひぃばあの顔も忘れてしまっているだろう。抱っこされたら泣いてしまうんだろうな。

寂しいね〜と母にいうと、それが成長なんだからしょうがないじゃない、と納得している様子。孫も五人目ともなると色んな経験が積まれているのか冷静だ。

 

冗談めかして「まぁあと2年ぐらいしたらまた出産で帰ってくるかもね」というと、どうぞどうぞと言われた。主人との話し合いありきだけど、私としては子供がもう一人くらいいるといいなと思う。

「人生ってオッさんになってからの方が長ぇじゃねーか」という話が銀魂であったけど、まさにそうで、息子が30歳、40歳になって私たち夫婦が年老いたとき、一人で孤独や責任を感じて鬱々として欲しくないというのもある。授かれるかどうかは分からないけど、もしその時は両親がドンと来いウェルカムな態度なのはありがたいと思う、それまでひぃばあにも要介護状態などにならないよう気をつけてもらわなければならない。

 

遠い未来のことばかり考えを巡らせると、今の息子の可愛さに目を向けるのを忘れがちになってしまうな。いかんいかん。今の貴重さも楽しまないと。