沈殿物を撹拌

思ったこととか感じたことの備忘録です。

育児が大変なんじゃなくて育児をしながらそれ以外のことをするのが大変なんだ

昨日から両親が1泊旅行に出かけて不在のため、私、息子、そして今年93歳になる祖母とで留守番をしている。

36歳、0歳、92歳って家の平均年齢が変なことになっているような。

 

食料は冷蔵庫に常備菜やおかずがたくさんあるのでそれを食べるように言われ、私の家事ミッションは

・食事の配膳

・洗い物

のみだが、それに息子の世話も加わると何気に大変だ。授乳、オムツ替え、グズったらあやす…のサイクルはランダムだし、夕方はお風呂に入れなきゃならない。

祖母は年齢の割に大体のことは一人で出来るので介護の必要はないが、それ以上のことは危なっかしくてやらせるわけにはいかない。私は息子が寝てるか大人しくしている間に食事の準備やら洗い物やらを済ます。

 

おぉ…これは、里帰り後の生活の予行練習だ…。

 

いやいや、正直言って、実家で育児をしながら家事をするのは大変だった。自分のマンションは狭いので息子は目の届く範囲に置けるが、実家ではそうもいかない。キッチンからベビーベッドが遠い…。

祖母も私があれこれと家事をし、合間に息子をあやしているのを側からみることしか出来ないのが申し訳なさそうなのもちょっと居心地が悪い。息子が寝ている間にゆっくり食事を済ませようとするが、一緒に食べる祖母の話題が、通っているデイサービスでの出来事ばかりなのも私にとって地味につらくなってきた。これは何故なのか自分でもよく分からない。0歳児と深く関わることによって、介護や補助が必要なシニアの世界の方に興味関心を持って共感する気持ちが無くなってしまったのだろうか。

夜中の授乳タイムは一人でゆっくりテレビを見ながら(鬼滅の刃を見た。面白いアニメだ)のんびりと過ごせてホッとするので、やはりそういうことなんだろうな…。

 

両親不在の間に友人二人が遊びに来てくれて、息子を抱っこしたり写真を撮ったりしながら別れを惜しんでくれた。私も今後しばらくは帰ってこれないので寂しいが、実家での生活をじっくりいろいろ鑑みるとそろそろ自分でも限界なんだろう。あとは気兼ねなく育児を任せられる立場の主人と一緒に家族三人で過ごす時期がとうとうやってきたのを感じる。

 

長かった里帰りもあと1週間。

まぁ、福島〜神奈川は感慨にふけるほど大して遠くもないけれどね。