沈殿物を撹拌

思ったこととか感じたことの備忘録です。

お互いなりの溺愛の仕方

一昨日の夜から息子はやたらとおっぱいを欲しがった。

まぁお風呂に入って喉が乾いたんだろうと思っていたら、昨日は正午前くらいからずっとおっぱいを飲みたがる。息子がグズりだすと、まず抱っこして歌を歌いつつトントンと叩きながら揺らす→それでもダメなら縦抱っこ→それでもダメ、かつ手をしゃぶってる、という場合はもうおっぱいが欲しいんだな、と判断している。

しかし、それにしても昨日は飲みすぎだろ?!ってくらい飲んだ。1時間も経たないうちに欲しがるものだから私は家事が何もできない。まぁ、主人は午後からの横浜vs楽天の野球観戦に行っちゃったし、やる程の家事もないんだけど。

 

夕方に外気浴がてら買い物に行ったら大人しかったので、どうしてもお腹が空いている!という訳じゃなさげ。しかし夜になってもおっぱいを欲しがる。主人が帰ってきたのでとりあえず任せて夕飯作りに取り掛かる。お腹はパンパンになってるのでこれ以上飲んだら吐くのでは、と思い、お風呂に入れたりして気分転換をさせるがなかなか寝ない。

赤ちゃんは生後3週間目の次は3ヶ月目が成長期で、おっぱいをいつも以上の欲しがる時期があるらしいが、まさにその時期になったのかもしれない。3ヶ月目にはまだちょっと早いけど、生後2週間を過ぎたあたりの時もおっぱいを休みなく欲しがったし。

10時近くなったら、主人が息子を見ててくれるというのでお風呂に入った。上がったらようやく寝ていて一安心。

おっぱいを飲みまくられたのでかなり体力を奪われた気がする。主人がクリスピークリームドーナツをお土産に買ってきてくれてたのでバクバク食べた。そういえば人生で二度目のクリスピークリームだ。前は地方に店がなかったので兄に買ってきてもらった。フワフワして美味い。美味いんだが、ミスドでも十分だよなぁと思う美味さだ。ドーナツ自体が美味さアベレージが高い食べ物だから伸び代が少ないのかもしれない。

 

そういえば今日はちょっとだけ主人とモメた。

7月の連休に息子を連れて仙台に行こう、という話になり、私は仲が良くお世話になった女子二人と息子を会わせたいと思い予定を聞いておいたのだ。どちらも予定を空けてくれる、と聞いて喜んだ。あとは個室で、かつオムツ替えのあるトイレと授乳室もある場所を調べておかなきゃ〜と思っていた。

そんな中、主人はグループラインにも予定を知らせ、とりあえず来れそうな人を一気に集めようと告知し始めたのだ。

 

ここで、私と主人の人付き合いに対する決定的な違いを改めて感じる。

 

私の場合は、まず誰か会いたい人やそろそろ近況報告をしたい人がいて、その人と自分の都合を擦り合わせ、予定を立てる。都合が合わなかったらまた日を改める、という具合だ。

しかし主人は、まず自分の休みがあり、その中で誰か都合のつく人や暇な人はいないかと声をかけ、誰か捕まったら食事に行く、という具合のように思う。

 

人付き合いに正解も不正解もないが、私は会いたい人がいたらその人とじっくり話がしたいタイプなのに対し、主人はとりあえず効率よく人を集めて浅い付き合いをしたいようだ。

例えば、急な出張で仙台に行くことになり、夜はヒマなので誰か一緒に飲まないか、という動機だったら、その声のかけ方で構わないだろう。しかし、今回は乳幼児連れだ。まだ自分の状況もコミュニケーションも取れない息子に会わせる人を、身軽な大人の飲み会と同じような方法で人を集めるべきではないと思い、そういう話をした。

これはどっちが正しいという話ではないのだ。私は交友関係は少ないが、必ず近況を報告しあう10年20年来の友人がいる。主人は誰か特定の人とばかり会うことが無い分、交友関係が凄まじく広い。

価値観が違うからこそ、「私はこういう考えを持っている」という意思表示が大事なのだと思う。

私も私なりの息子を溺愛しているのであまり負担になるようなことはさせたくないし、主人も主人なりに息子を溺愛しているのでみんなに会わせたいのだろう。やり方が違うだけで溺愛していることに変わりはない。

 

溺愛している主人は息子にアンパンマンのおもちゃを買ってきた。布製なので口に入れると洗濯が大変だなぁなどと思ったが、主人なりの溺愛の仕方なので何も言わずにいた。