沈殿物を撹拌

思ったこととか感じたことの備忘録です。

満を辞して鬼滅の刃

朝、目を覚ますと息子の顔が目の前どアップであった。おぉお?!とびっくりするが、授乳を強請られ布団の上で準備する。時間はもう9時近い。恐らくお腹が空いて目が覚めたんだろう。そのまま続けて強請られ、結局3回ぐらい授乳するハメになってしまった。

 

起き出してコーヒーの準備をしてパンを焼く。息子のご飯は切らしていたので同じくパンを食べさせた。あとは私の整体の予約時間が迫ってきたので急いでメイクをして出掛ける。

自転車を漕いでると手が寒い。首元は寒いのを予想してストールを巻いてきたが、手は無防備だった。季節の進みを実感しながら、今度からは手袋もつけようと心に誓う。

施術のあと、近所のショッピングモールに寄った。映画のチケットを発券するためだ。夫が発行してくれた電子チケットの画面を見せると、受付のスタッフさんが慣れた手つきで数字のコードを入力して発券してくれた。シネコンでもなんでもなお地方の小さい映画館でもこういったデジタルな手続きがスムーズに出来る利便性をしみじみと感じる。

 

家に帰ると息子はテレビを見ながら大人しく待っていた。お昼ご飯をどうするかと考えていると、夫がピザを注文しよう!と言い出す。楽天のスーパーセール中でデリバリーが割引してるらしい。やったやったと喜んで注文してもらう。

 

洗濯をしながら待っていると、夫の携帯の連絡が入る。ピザの配達で場所が分からず迷ってるらしい。番地もマンション名も記載したのにそんなことある?と思ったが、そう言えば同じ地域同名のマンションがたくさんあるのを思い出した。具体的な目印を夫が告げると、やはり別方向に行っていたらしく驚いた様子。しばらくしてから無事にピザは届いて一安心。セットのポテトを息子に食べさせ、私たちもピザをつまみながら配信で楽天イーグルスのファン感謝祭を見た。青山浩二久保裕也の投手2人の引退セレモニーが開かれ、もう今後は2人の登板が見られないと思うと寂しい。

 

ピザを食べ終え、夫と息子は家具屋さんへ、私は先ほど発券した映画を観に行く。公開から2ヶ月近く経っても話題で記録をどんどん塗り替えている「鬼滅の刃」を、満を侍して観ることにした。

1日に7回ほど公演してるのに、座席は半分以上埋まっていた。子ども連れ、大人の友人同士、お孫さん連れのおじいちゃんなど客層が幅広く、人気の高さを伺える。TVアニメは視聴済みだが、こんなに人気だなんて映画はいったいどんな内容なんだ…とちょっとドキドキしながら見始めた。

前情報で知っていたが、本当にTVアニメの続きそのままだった。ダイジェストも何もなく殆ど新作カットなのが清々しくて好感。話もとても面白く、感動的な流れもありジーンと胸にくるシーンもたくさんあった。他の乗客もいる列車の中で敵が襲ってくるのはジョジョの奇妙な冒険の第五部を思い出した。前から感じていたけど鬼滅の刃は作者の色んな要素を取り入れるバランス感覚がとても良いと思う。賑やかしだと思っていたキャラが天武の勘の鋭さと意外な冷静さで主人公のピンチを救う展開には熱くなる。しかし、メインキャラだと思っていた主人公の上司が亡くなる展開には驚いた。

こんな過酷な話を幼稚園児が見て大丈夫なのだろうか…とつまらない大人の思考にもなったが、恐らく純粋に技のかっこよさを楽しんでるんだと思う。私も小さい頃に聖闘士星矢のアニメを見てたけどペガサス流星拳とダイヤモンドダストとか技を出してるシーンしか覚えてないし。

 

帰りにマックでコーヒーを買って帰宅。家具屋から帰ってきた夫はソファの資料をたくさんもらってきて品定めをしている。私は新居の広さがまだ実感として湧いていないので、とりあえず引越し絵からでいいんじゃないかと思っている。

夕飯のご飯を準備する。今夜は麻婆春雨だ。夫はジムに出かけたので息子と私は先にご飯。TVではタモリ白川郷に行っていた。1月に行ったが、全シーズンは記録的な暖冬で雪が全くなかった。雪の白川郷にも行ってみたい。

 

夕飯を食べた息子はお昼寝をしてなかったせいか眠ってしまった。お風呂も歯磨きもまだだし着替えもしてないが、まぁいいやの精神でそのまま寝かせた。夫も眠たくなったのか早めに床に入ったみたいで、私もシャワーを浴びてすぐに寝た。

寝入り側に脛が痒くなってぼりぼり掻いてしまった。