沈殿物を撹拌

思ったこととか感じたことの備忘録です。

海もいいが湖もいい。

昨日、お風呂も入らずすぐに寝てしまった息子が夜明け前の4時ごろに起き出してしまったらしく、私は高橋留美子のラブコメ漫画を読んでる夢の途中で目が覚めた。胸元で授乳をねだっているが眠くて起きるのは面倒くさい…仕方なく片乳を出したら不自然な格好ながら息子は吸い始める。もうこれでいいや…と私も寝転がったままでいた。吸ってるうちに息子はウトウトとし出し、不恰好な寝相で寝始めたが、なかなか口を離してくれない。体感で30〜40分ほど経ったところでどうにか口を離させ、布団に移動させた。ホッとして寝直そうとするのも束の間、すぐにまたエンエン言いながら私の方ににじり寄ってきた。授乳は勘弁してくれ…と思ったが、私の腕に頭を擦り寄せただけで満足したのかそのままコテンと寝てくれた。オイオイ…かわいいじゃねぇのよ…とキュンとなりつつ私も寝た。

 

次に目を覚ますと9時近くになっている。夫は既に起きてコーヒーとパンを食べていた。そのうち息子も起き出して私の胸元に寄ってきたので、私は朝方と同じように片乳を出して寝たまま吸わせた。不恰好な授乳スタイルに夫が笑っているが私は眠くてそれどころじゃない。そのうち満足した息子は父親からパンをもらって食べていた。

私も諦めて起き出す。昨日の夜からずっと代えてない息子のオムツが気になっていたので交換する。やはり、水分を吸ってパンパンになっていた。その後は着替えをさせて、洗濯機を回して干す。手持ち無沙汰な息子が頻繁に授乳を強請ってきて相変わらずうんざりしてしまう。自分の着替えをする気にもなれず、パジャマのままお昼ご飯。カレーを温めてゆで卵を載せた。

 

午後から夫は京都のヨドバシカメラに家電を見にいくらしい。私はようやく着替え、息子を連れて車で出かけることにした。滋賀に来てから1年が過ぎ、息子もようやく歩き出したので琵琶湖畔に行ってみようと思い立った。Googleマップで調べると、人気のフォトスポットがあり、そこには車も止められるようなのでナビを設定して出発。松林の向こうに、急に人で賑やかな場所があった。いい感じの木とベンチが置いてあり、写真映えするロケーションだからか、車やバイクなど愛車と一緒にみんな写真を撮っている。人が捌けたタイミングで後で自分も撮ろうと、先に琵琶湖畔に降りてみた。天気が良くて風もなく気持ちいい。息子は水際でしゃがみこんで小石を投げて遊んでいる。私は水に入りそうになる息子に気をつけながら、平べったい石を探して水切りをしたり、シーグラスのようなものを集めて楽しんだ。湖は海の違って水を触っても潮でベタベタしないし、ゴミも少ないので子どもを遊ばせるのにとても良い。海もいいが湖もまたいいなぁ…としみじみ思った。

2時間ほどたっぷり遊んだところで、ちょうどベンチが空いたので息子を座らせて写真を撮った。本当はもっと引きで撮りたかったが人がひっきりなしに来るので難しい。それはまた次の機会に、と思って車で帰ろうとすると息子はとてもイヤがって困ってしまった。まだまだ遊び足りなかったらしい。そんなに気に入ったならまた来よう。

 

少し買い物をして帰宅。息子はオヤツをばくばく食べたあと、疲れたのか授乳されながら昼寝。私も一息ついてから夕飯の準備。そうこうしているうちに夫も帰ってきた。お土産にシュークリームを買ってきてくれてよっしゃと喜ぶ。夕飯はホッケと焼売にした。

昼寝から起きてきた息子も一緒に晩ご飯。焼売を小さく切ってあげたら手掴みでパクパク食べていた。その後は2日ぶりにお風呂に入れる。湖畔遊びをして石やら砂やら身体についていたので入念にシャンプーした。

お風呂上がりに夫の買ってきてくれたシュークリームを食べようと息子の前に出した。紙で包まれているシュークリームの中身を出すと、息子は溢れる笑顔でにーっこりと笑った。その様子があまりにも可愛くて夫と笑った。

 

寝るときに両耳に耳栓をつけたら驚くほどグッスリ眠れた。