沈殿物を撹拌

思ったこととか感じたことの備忘録です。

帰省ラッシュで車両トラブル

待ちに待った年末年始、帰省のために午前から準備。

仙台と、私の実家の福島、あと主人の実家の熊本に行く。1週間ほど留守にするので、戸締りをしっかりとしなければならない。荷造りをしたあと、主人は事前に買っていた窓のストッパー補助器具とアラーム装置を設置していた。これで、万が一留守中に窓ガラスが破壊されて鍵が開けられるような事態になっても簡単には突破できない筈だ。ガスと水道の元栓を締めて、いざ出発。

 

大井町駅で乗り換えて東京駅へ。なにやら駅構内が混んでいるので電光掲示板を見ると、車両故障の影響で東北・上越新幹線が1時間以上遅れている。あちゃー…と思いつつ、まぁ焦る旅でもないので改札の外に出てのんびりランチでもしようとレストランに入った。主人はハンバーグプレート、私はオムライスを注文。周りは新幹線遅延に巻き込まれたらしい人たちでいっぱいだが、みんな開き直ってビールなんかを飲んでいる。主人もグラスビールを飲みながら遅延情報を確認している。

 

新幹線の遅延に巻き込まれるのは初めてだが、飛行機と違って改めて出発時刻が案内されるわけではないらしい。あくまで「○時間以上の遅延」としか出ないので、あとは己で判断しなければならないのだ。そうなるとそうそうのんびりもしてられない。食事を終えて終えてしばらくのんびりしたあと、再び電光掲示板の付近に向かった。自分たちが乗る予定の新幹線の案内はまだ出ない。付近は階段に座り込む人やらキオスクに並ぶ人やらで相変わらずごった返していた。私は出来るだけ邪魔にならない場所にトランクを寝かせて椅子がわりにして座っていた。

 

JR内のWi-fiを繋ぎながらぼんやりとしてたら、主人がぼちぼち行こう、と言ってきたので改札口に向かう。改札口は駅構内とは比べものにならないレベルで混んでいた。混んでいる、というより人でミッチミチなので進むのもままならない。駅員さんが「1時台出発の方はこちらへーー!」と大声で案内しているのでハイハイーー!と切符を掲げながら人波をどうにかかき分けて進む。途中で、お母さんに抱っこされた赤ちゃんとすれ違った。赤ちゃんもこちらに手を挙げてたので思わずタッチする。お母さんは「あら!すいません〜」と言っていたが赤ちゃんの前を突っ切ろうとしているこちらこそすいません。

 

やっとこさ改札をくぐったら、ホームはそこまで混んでなかった。無事に到着した新幹線に乗り込んでとりあえずひと息。まもなくして、1時間半遅れで発車した。主人は本日2本目のビールを開けながら、さっそく動画なんかを見始めている。私も仙台で会う予定の友達に到着が遅れることを連絡して、その後はHuluで『今日から俺は!』のドラマ版を見てみた。漫画ドンピシャ世代なので色々懐かしくも福田監督のテイストが満載で評判どおりに面白い。あとは外が雪景色に変わるのをおおお〜と眺めているうちに、仙台に到着。新幹線って早いなぁとしみじみ思う。

 

駅に降り立って、駅ナカの適当なお店に入る。しばらくして友人がやってきた。会うのは久々だけど変わらない様子で一安心。いろいろ楽しくお喋りしているうちに、あっという間に時間に。子育てが落ち着いたら一緒に旅行に行こうと約束する。こういうことを言ってくれる友人の存在は本当に有難い。

 

友人と別れたあとはホテルへチェックイン。外に出ると、仙台のあまりの寒さに笑ってしまった。防寒はきちんとしてきたつもりだったけど、空気に触れている顔が冷たすぎて痛い。仙台を離れてそんなに経ってもいないのに私はもうこの寒さを忘れてしまったらしい。

さみー!さみー!と笑いながらホテルへ。年末で安く予約出来たのでちょっと良いホテルに泊まれる。ウェディングで有名なホテルのせいか、エレベーターから廊下から客室までやたら可愛らしくおしゃれでテンションが上がった。しばらく部屋を楽しんでから、忘年会のお店に向かう。今夜集まるのは私たちの結婚式に遠路はるばる熊本まで来てくれた人たち。特に、私と予定日が2日しか違わない妊娠中の友人がいて、会うのを楽しみにしていたが、いざ会ってみるとお腹の出かたが私より全然大きい。驚いて思わず聞いてみると、体重が増えすぎて食事制限の指導がされているらしい。そういえば友人の旦那さんは料理上手で私たち夫婦もご飯をご馳走になったことがある。そりゃあ美味しいご飯があれば食べちゃうし体重も増えるよな…と納得してしまった。

 

妊婦あるあるや妊娠生活の話題で盛り上がっているとあっという間に時間に。楽しい時間はすぐに過ぎてしまう。再びさみー!さみー!と笑いながらホテルに戻った。

主人は飲みすぎたのか早々にベッドへ。私はお酒を飲めないので、せっかくだしホテルのバスタブにお湯をためてのんびり入浴。

 

帰省初日は長い1日だった。