沈殿物を撹拌

思ったこととか感じたことの備忘録です。

400円をケチって火事になるリスク

昨晩はさっぱり眠れないまま朝になってしまった。

ウトウトと寝てはいるんだろうけど、恥骨と背中と内臓が痛くて熟睡は全く出来ていない。妊娠9ヶ月も過ぎれば出産に向けて体がそういう命令を出しているんだろう。もうコレはこういう時期だと諦めることにした。

 

今日は里帰りして2回目の検診。さっさと起きて朝ごはんを済ませて準備。尿検査で糖が出るのを恐れて、甘いものは控えてお茶をいっぱい飲んだ。

予約時間に合わせて病院の産婦人科へ。血圧、体重の増加、むくみ、尿糖も全く問題なく、エコーで見た赤ちゃんも順調に育っており元気そうで一安心。実家でストレスの無い生活をしているのが良いのだろうと先生に言われた。特別な処置もなく今日の診察は終了。

 

会計の際に、前回の自己負担金について質問される。何も考えず普通に会計した記憶しかない。ちょっと時間がかかってから、どうやら通常の検診は補助券で全額賄えたらしく、今日の負担は0円だったうえに、前回負担分も返金してもらえた。

診察内容は病院によって違うんだろうけど、それにしたって地元の公立総合病院は安い。川崎より自己負担が半額くらい違う。自治体の違いだろうか?

 

両親の車で帰宅。私の診察中に両親は買い物を済ませていたらしく、お昼はお蕎麦を茹でてお惣菜の天ぷらを乗せた。エコーで見たときには寝ていた赤ちゃんも、ご飯を食べるとモコモコと動き出す。へその緒を通じて栄養が行き渡ってよろこんでいるのかもしれない。

 

食後は一休みしようと思ったが、母が感謝デーだからイオンに行こう!と言い出した。父は、兄の子供にオモチャ(“でんしゃ”もしくは“おっきいブーブー”だそうだ)をリクエストされているし、私もそろそろ入院や出産に向けてあれやこれやを揃え始めなきゃならない。結婚祝いに叔母さんから頂いた商品券がまだ残っているので、今こそ使い時だと思い再びお出かけ。

 

地元のイオンは30年近く前に出来た地元民の憩いの場だ。その頃は「ジャスコ」だったけど。私が小学校の時は小さな遊園地も併設されていて、中学、高校ではフードコートで友人と喋るのが日常だった。ひさびさに来たけど、今はひなびた中高年の癒し空間って感じで若者や子連れは少なくなっているようだ。

授乳クッションとパジャマ、産褥ショーツ、あとは安売りになっていたので赤ちゃん用の長肌着も買った。レジに行って支払いに商品券を出したら「カードがあれば割引になりますよ」と言われる。商品券を使った支払いは割引対象外だと思っていたが違うらしい。残念ながらカードを持ってるのは母だけだ。レジは空いていたし、会計をちょっと待ってもらって母を探してみるが見当たらない。仕方ないので割引は諦めてそのまま会計してもらった。引かれるのは400円程度だし。

 

父は無事に孫へのプレゼントを買い、母は食料品売り場で食材を買って、3人揃って帰宅。家に着いたら、台所が何だか湿気てて臭い。よく見たらコンロが付けっ放しで驚いた。慌てて消す。どうやらお蕎麦を茹でた時のとろ火のまま放置して買い物に出かけてしまったようだ。臭いの原因は煮立った蕎麦の茹で汁だった。母は心底焦って、父は怒っていた。

コンロには安全装置があるので、茹で汁が蒸発して空焚きになると自動で火は止まるはずだけど、そうなると鍋がダメになってしまう。イオンで400円の割引のために会計を中止して母を探してなんかいたらいろいろ危なかったかも知れない。諦めて帰ってきてよかった。

 

寝る前に「水曜日のダウンタウン」を見て爆笑して寝た。