沈殿物を撹拌

思ったこととか感じたことの備忘録です。

需要を確実に読むメディア展開(予定日超過6日目)

昨晩の夜中は寝ながらも下腹部や腰回りが痛くて、細切れ睡眠だった。こりゃあいよいよ来たな…陣痛!と内心ほくそ笑みながら布団に入っていたが、いつのまにかスヤスヤぐーぐーと寝ていたらしく、気づいたら朝になっている。そして痛みはどこかに引いていて、赤ちゃんは元気にモコモコと胎動。出産が近いと胎動が減るというけどサッパリだ。

完全に拍子抜けして起床。両親に調子はどうかときかれたので痛みがどっか行っちゃった〜と伝える。ちょっと期待していた主人や妹にも連絡。とりあえず今日も様子見に。

 

朝ごはんを食べながらも時々お腹が張る。しかし間隔も10分以上だし、痛みを感じてるときでも会話できる余裕がある。まだまだ前駆陣痛の枠を超えていないらしい。

母が桜を見に隣町に行こうという。最後のお出かけのつもりで出かけることにした。隣町の湧き水スポットに溜池があり、桜が植えて整備してある。数年前、両親は妹親子を連れてここでお弁当を食べたらしい。しかし虫がよく飛んでいたらしく落ち着いてお弁当が食べれず甥っ子姪っ子は大騒ぎ。妹が「虫の1匹や2匹で騒がないの」と言うと、姪っ子が「1ぴきや2ひきじゃない!いっぱいいる〜!」と抗議したらしい。可愛くて微笑ましくて笑ってしまった。力水、と名がついた湧き水を飲んで出産の英気を養った。

 

帰りにケーキを買って、親が用意してくれた子供用布団を受け取って帰宅。その後はちょっと昼寝をした。

夜は見たいテレビアニメがあったから早めにお風呂に入った。「文豪ストレイドッグス」の第3シーズンだ。放送開始時期は私はすでに出産を終えて育児をしながら見てるものかと思ってたが…世の中予想通りにいかないもんだなぁ、と思いながら開始を待っていたら、新シーズン1話はなんと原作の漫画を押し退けて、映画化の際に配布されたスピンオフ小説がアニメ化されていた。推しキャラの過去編だったので始まった途端テンションが上がりまくるとともに、とりあえず人気キャラクターをメインに据えた話から始めるあたりにメディア展開の需要を確実に読み切った上手さを感じる。30分間思い切り楽しんだ。

 

我が子も、私が楽しみにしていたアニメを落ち着いて見られるように配慮して産まれるのをまっててくれたのかもしれない。