沈殿物を撹拌

思ったこととか感じたことの備忘録です。

4ヶ月のロスを3日で取り戻す

4ヶ月に及ぶ里帰りが終わり、ワァワァと川崎に帰ってきて4日目。

ようやく少し落ち着いてきた。

 

実家を離れるときは、今まで息子の成長を一緒に楽しんでくれた両親と祖母と離れてしまうことが寂しすぎて涙が止まらず、川崎についてからは、実家と比べてこの家が息子の生活に適しているのか不安で涙が止まらなかった。

里帰り中は息子がちょっと泣いても、おっぱいを吐いてもあらあらまぁ…ぐらいの気持ちでいたのに、帰ってきた途端にすごく可哀想な気がして私も涙が止まらなくなった。こんなんじゃいかん!と思っていても、母から「あなたと孫がいなくなって家が急に広くなりさみしいです。今にも孫の指しゃぶりの音がきこえてくる気がします」などとメールがきて更に号泣する始末。

 

主人の会社は3日間の育休が取れるということで、在宅してくれることになっている。

私のホームシックを見兼ねた主人が、私が前々から欲しがっていた大きい冷蔵庫を買ってくれると言い出した。まぁ、今まで一人暮らし用の小さい冷蔵庫でなんとかやってきたのが不思議なんだけど…。私がいない間に、冷蔵庫は主人のお酒の貯蔵庫になっており、食事は逐一買いに行かなきゃいけない状況だったので「赤ちゃんがいるのに毎日そんな時間はないし、お腹が空いてたら私も母乳が出なくなる。私たちは息子にお腹を空かせてしまうような生活をさせる親じゃないはず」と涙ながらに訴えた結果だ。今思うと、あのとき早めに感情を爆発させておいて良かった。

 

雨が降りしきるなか、お宮参りとスタジオ撮影もした。せっかく外へ持ち出し可能な衣装を借りたのに、雨で全然写真が撮れなかったのは残念だったけど、息子は終始お利口さんで助かった。

義妹夫婦も甥っ子の顔を見にきてくれて、ドイツ人の義弟が子供をあやすのが上手く、ドイツ語でなにやらゴニョゴニョ話しかけていた。部屋の模様替えを手伝ってくれたり、ベビーカーの買い出しにも付き合ってくれてありがたい。みんなで初めて抱っこ紐を装着し、武蔵小杉まで行ってみた。ショッピングモールには赤ちゃん連れの若いパパさんママさんがたくさんいて、さすが、若いファミリー層の多いエリアは活気に満ちている。高齢者だらけの地元イオンとの違いをヒシヒシと感じながらパワーをもらった。

何より、不安だらけで帰ってきた私はここに笑顔で出迎えられたような晴れやかな気持ちになった。

 

冷蔵庫の置き場を作るために、主人はスチールラックを購入しオーブンを移動してくれた。かなり使いやすいキッチンになった。なんだかんだ3日間で、育児をしていくための環境はかなり整ったと思う。

何より私の不安はだいぶ解消された。これからの家族三人の生活が楽しみだ。